無知は罪なり | 無知は自分を不幸にすると共に他人も不幸にします

無知は罪なり、知は空虚なり、英知持つもの英雄なり

ソクラテス

ソクラテスの言葉です。
「無知は罪なり」とは、「知らなかった、わからないなかった、習っていない」と開き直ることや 知ろうとしない、学ぼうとしないことは無知であり、それ自体が罪であるという事です。
「知は空虚なり」とは、知識だけあっても行動しないならば虚しい(価値はない)ということです。
行動している人に対して、知識をひけらかし、批判だけをして、自らは何も行動しないことは虚しいことです。
責任有る立場の方が、理想論だけを述べて批判し、自ら具体的な指示が出せないのは虚しいことです。
「英知持つもの英雄なり」とは、知識があって行動する人が優れた人という意味です。
「知行合一」と同じ意味になると思います。
行動を伴うことができるのが本当の知だと思います。
知っていても実践しないのでは本当の知とは言えません。
知っているのにやらないのは、知らないと同じことです。

 

匿名で、誹謗中傷することは罪です。
「誹謗」とは、他人の悪口を言ったり、罵ったりすることです。
「中傷」とは、根拠のない事を言いふらすことで他人を傷つけることです。意見を言う場合、そこには責任が生まれます。匿名は責任逃れです。匿名で、誹謗中傷するという事は、無防備な人の背後から石を投げつけるような行為だと思います。誹謗中傷は時には人を殺します。自分の発言が時には人を殺してしまうことを理解し、罪である事を意識すべきです。

無知は罪なり

無知である事は、知らず知らずの内に、廻りに害を及ぼしています。
無知である事に気付いていないならばなおさらタチが悪いと思います。無知は自分を不幸にすると共に他人も不幸にします。
例え知識があったとしても、その知識が使えないならば、知識が無いのと変わりません。人間の美徳は絶え間ない学びとその実践と経験によって強まります。いくら学んでも、まだまだ不足している知識があります。よりよく生きる道を探し続けることが大切です。
自分が未熟である事を認識し、魂の探求をし続ける事が人にとって大切だと思います。